こんにちは。
元信金パパのゆん(@yunxmoney)です。
今回は誰もが入っている保険「健康保険」についてお話ししたいと思います。
一般的に保険と言えば、保険屋さんから入るもの。
最近ではネット型の保険なんかも出てきていて、自分で選んで加入するというのが主流になっています。
でも私たちは健康保険に加入しています。
これがどんなことを保障してくれるかわかっていますか?
これについて勉強していきましょう!
健康保険って病院行った時に保険証出すあれでしょ?
そうそう。出せって言われるから出してるってだけの人も多いよね笑
Contents
健康保険の種類
健康保険はかんたんに言うと会社員の方が加入する保険です。
保険証の色は青。
1番よく見る保険証ですね。
逆に公務員や私立大学職員の方が加入するのは共済組合。
保険料の料率などが健康保険と違います。
保険証の色は黄色。
色を見るとなんの仕事をしてる人か判断する材料になるんですね。
フリーターや自営業の方は国民健康保険に加入します。
国民健康保険の保険証は毎年色が変わります。
現在はこんな色。緑かな?(令和2年11月30日時点)
保険料は健康保険・共済組合よりもやや高めの設定となっています。
他にも公的医療保険と言われるものはありますが、普段目にするのはこのくらいかなと思うので、これで終わります。(まずはざっくり覚えましょう^^)
健康保険の魅力
さて、そんななんとなく入っている健康保険ですが、どんな保障が受けられるのかを見ていきましょう。
日本の健康保険は意外とすごいんです^^
ケガや病気に備えられる
ケガや病気で病院に行った時にかかる負担を軽減してくれます。
6歳から70歳までの方は保険証を出すことで、自己負担が3割になります。
これは有名な話なので大半の方は知っていると思います^^
でもアメリカではそもそも公的な医療保険がないので全額負担になっているんです。。。
風邪をひいても気軽に病院に行けませんよね。
大きな手術等の高額な医療費に備えられる
健康保険の制度の1つに「高額療養費制度」というものがあります。
医療費が高額な負担になってしまう場合はある一定の限度額までしか負担しなくていいですよー!
という制度です。
これは一律の限度額ではなく、年収によって金額が異なります。
こんな感じです。
年収370万円未満の方が月30万円かかる治療をしていたとしても月57,600円払えばOKってことですね!
これはかなり助かる^^
ケガや病気で会社に行けなくても収入を補助してくれる
健康保険には「傷病手当金」という制度もあります。
ケガや病気で働けない!!という人に収入を補助してくれる制度です。
給料がもらえず、3日連続で休んだ場合に4日目から発生します。
金額は直近1年間のお給料と交通費・残業代も含めた金額(標準報酬日額と言います)の3分の2です。
傷病手当は最大1年6ヶ月の間受け取ることができるので、長期で働けない期間があってもある程度の収入を確保することができます^^
交通費や残業代も含めてくれるのはありがたいね!
妊娠出産で仕事を休む場合も補助してくれる
妊娠出産の場合は「出産手当金」が適用されます。
出産の日以前42日から出産の日のあと56日間の範囲で、会社からお給料がもらえなかった期間について給付が受けることができます。
金額は傷病手当同様、直近1年間のお給料と交通費・残業代も含めた金額(標準報酬日額と言います)の3分の2です。
休業していても安定した収入を確保できるので、お子さんの出産やその後の育児についてじっくり考える時間がとれることでしょう^^
健康保険のここが落とし穴!
ここでお話しした各種手当はすべてのケガや病気、治療に対応しているわけではありません。
残念ながら健康保険の適用外となってしまう治療については、自由診療となり、全額負担で治療しなくてはなりません。
月にいくらかかっても同じく全額自己負担なので、ここは健康保険の弱いところです。
また、自分の加入している公的医療保険の種類によっても保障内容が異なりますので、内容をしっかり確認した上で自分の足りない保障を考えることが必要になります。
少し面倒ですが、これを把握してから民間の医療保険や死亡保険への加入を検討すると無駄なく最適な保険に入ることができるようになりますよ^^
新型コロナの影響でステイホーム生活を余儀なくされる人も多いと思いますので、この機会にぜひ調べてみてください!
それじゃ、また。
<あわせて読みたい>
ゆんのSNS
このブログは読者のマネーリテラシーを向上させ、今の生活から将来の資産形成まで、長期に渡って豊かなライフスタイルを送れるような情報を発信しています。
・お金のことを真剣に考えたことがない
・知り合いには相談しにくい
・本物のお金の情報がほしい
というお金初心者の方にぴったりの内容となっております。
記事の内容を気に入っていただきましたら是非SNSや口コミで拡散していただけると大変励みになります!
またお問い合わせはこちらから承っております。
節約がしたい、貯金がしたい、資産形成がしたい等
どんなにちいさな悩みも気軽にご相談いただければと思います^^
私だけではなく、みなさんの一人一人の力で日本の金融教育を少しずつ変えていきましょう!
よろしくお願いします^^