今回は保険の入り方についてお話しします。
実は日本人は9割以上の方が保険に加入しています。
そしてそのほとんどが必要以上の保険に入っているとも言われており、かなり心配性な国民性と言えますね。
しかし、毎月の保険料の支払いもばかになりませんよね?
必要十分な保険に入って、安心と費用のバランスを健全化していきましょう!
ではどういう入り方をしたらいいのかをお話ししていきます。
Contents
保険を選ぶ理由を考える
日本ではGNPで保険に入る方が結構な割合でいらっしゃいます。
GNP=義理・人情・プレゼント です
お付き合いがあるから・・・
この人はいい人だから・・・
高いお菓子をもらってしまったから・・・
こういう理由で「どこもよくわからないし」と入る保険を決めてしまうこともあるのではないでしょうか?
たしかに保険屋さんってみんないい人ですよね。
いつも笑顔だし、身だしなみはきちんとしているし、家族のことまで気にかけてくれる。
しかし保険を選ぶときにこれらはいっさい関係ありません!笑
だって考えてもみてください。
保険って人生で2番目に大きな買い物なんですよ?
保険料の平均金額は、年額にして約39万円程度だと言われていて、仮に30歳から60歳までの30年間払い続けていった場合、その総額はおよそ1200万円という事になるのです。
そんな大きな買い物をGNPで決めてもいいものなのでしょうか?
私は絶対にしませんね。笑
今の自分に必要な保障を考える
25歳、男性、独身、趣味は料理。
そんな彼は実際に私がお会いしたお客様です。
彼は保険屋さんに勧められて、万が一の時に1000万円おりる死亡保証に入っていました。
これは果たして必要な保障なのでしょうか?
死亡保証は基本的に自分が死んで、経済的に困る人がいる場合にかける保険です。
彼の場合は独身で、ご両親も健在なので彼が扶養している人はいない状況です。
この状態なら必要なのはせいぜい入院保障くらいでしょう。
また、「自分の葬式代くらいは、、、」と彼は言っていましたが、1000万円をお葬式をするのは大物芸能人くらいですよ。笑
これも個人的には必要ないと思いますが、どうしてもという場合でも300万円もあれば十分過ぎるくらいです。
若いうちは保険料も安いです!
と言われる人もいるみたいですが、入らなければゼロです!
必要なタイミングで必要な保険に入りましょう!
保障と貯蓄を分ける
死んだら保険金が出ますが、生きてたら何もないのが普通の保険です。
でも死ぬ確率より生きてる確率の方が高いので、生きててもお金返ってくる方がいいですよね?
というのが「貯蓄性保険」です。
保障と貯蓄をセットでできる商品になります。
この貯蓄性というのが厄介で、
結論、保険で貯蓄もするのはおすすめできません。
①掛け捨て(生きてたらなんもなし)で保険に入った場合
②貯蓄性で保険に入った場合
③保障(掛け捨て)と貯蓄を別々にやった場合
この3パターンについてみていきます。
※30歳から60歳までの保険で、死ぬ場合は50歳で死ぬと仮定
掛け捨ての場合、
死んだら1000万円、満期(60歳)まで生きてたらなにもなし
という保険です。
純粋に保障のみを取る保険で月々の保険料が数千円と安く大きな保障を取れるのが特徴です。
次は貯蓄性保険をみていきます。
貯蓄性の場合、保険料の支払いと貯蓄を一緒に払っている感じになります。
死んだら1000万円は掛け捨てと変わりませんが、満期(60歳)まで生きていた場合も貯蓄していた1000万円が戻ってきます。
ポイントは死んだ場合保険金1000万円はもらえますが、50歳まで貯めていた700万円は保険会社に取られてしまうというところです。(なんで自分の貯めたもの取られなきゃならんのだ)
最後は掛け捨てで保障は取りつつ、貯蓄は別でした場合です。
こうすると死んだ場合は1000万円は保険金でもらえますし、銀行で貯めていた700万円ももらえます。
また、満期(60歳)まで生きていた場合も保険では何もありませんが、銀行で貯めていた1000万円がもらえます。
しかも、銀行で貯めていたものをしっかり働かせていれば、もっと大きなリターンが見込めるでしょう。
選択肢も自由度も高いのが③のパターンです。
結論:保障と貯蓄は別々に!
まとめ
・GNP(義理、人情、プレゼント)で保険に入らない!
・今の自分に合った保障を選択する!
・保険で貯蓄はしない!
いかがでしたか?
今回の知識を活かして効率よく保険に入りましょう!
それじゃ、また。
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