2022年が始まって、半月が過ぎました。
みなさん有意義に過ごせているでしょうか?^ ^
年始から知って意識しておいた方がいいなーと思う制度に「セルフメディケーション税制」があります。
2017年からある制度ですが、聞いたことあるでしょうか?🤔
医療費控除はきいたことあるけど、これは初耳👀
そうだよね。
実は医療費控除より使いやすい身近な制度なんだよ😊
さっそく一緒に見ていこう!
Contents
セルフメディケーション税制とは
まずは医療費控除はご存じでしょうか?
1年間に払った医療費の合計が10万円を超えると、飛び出た分の金額が所得から控除されて、税金が安くなるという制度です。
ありがたい制度ですが、健康でお医者さんに診てもらう機会が少なく、この制度を利用できるほど医療費を支払っていないという方も少なくないと思います。
我が家も10万円の医療費控除は利用できたことがありません。(家族が健康なのは大変良いこと)
そこで、セルフメディケーション税制は医療費控除の特例として始まりました。
対象の市販の医薬品を購入した金額が1年間に12,000円を超えたら、飛び出た金額が所得控除されて、税金が安くなります。
(例)
対象医薬品25000円分購入の場合
→25000円-12000円=13000円分所得控除
これなら普段の生活の中で対象になりそうですよね!
対象の商品にはこんなマークがついているので、購入の際にはチェックしてみてください^ ^
どんな商品が対象?
セルフメディケーション税制対象の商品はどんどん増えていて、現在は2500点以上あると言われています。
見直しの度にどんどん増えているので、お使いの医薬品が対象でなくても、今後追加されて可能性もありますよ😊
試しに楽天市場で探してみるとネットで買えるものもズラリ。
突発的に購入する場合はあれですが、常備薬として備える方はネットでまとめて買っておくと、ポイントも貯まっていいかもしれませんね^ ^
なぜこんな控除がある?
突然ですが、ドラッグストアで買った薬と病院でもらった薬。
どっちが効くと思いますか?
病院でもらった薬の方がなんとなく効果ありそうですが、実は両方とも成分は同じなんです🤔
「なんとなく病院でもらう薬は効きそう」
「健康保険適用で3割負担だから」
と言って、市販薬で十分なレベルの症状でも病院に行く人って結構いるんですよね。
医療費って残りの7割は社会保障費として国が代わりに払ってくれています。
病院に行くと薬代の他、診療報酬や調剤報酬などもかかってくるので、国は無駄な社会保障費を払いたくないわけなんですね😅
「市販薬でも十分効くから無駄な社会保障費使わんといてー!」
これが国の心の叫びです。笑
自分(セルフ)で出来る治療(メディケーション)という意味でこの制度ができたわけです。
もちろん病院に行かないとなんともならない病気は存在しますが、新型コロナの感染拡大も気になる昨今、病院に行かなくていいものは自分で治しましょう、というメッセージなのかもしれないですね。
セルフメディケーション税制の注意点
①医療費控除との併用は出来ない
定期的に通院していて、医療費がラクラク10万円を超える方に関しては、医療費控除を使いましょう!
医療費控除の対象にならない方に向けた制度です。
②レシートはきちんと保管しておこう
レシートや領収書がないと申請ができません。
いつ何をいくら分買ったか、わかるようにしておきましょうね!
③検診や予防接種を受ける必要がある
セルフメディケーション税制を使える対象者になるためには、健康診断や予防接種を受けることが必要です。
会社で受ける定期健診、インフルエンザ予防接種、人間ドッグなど、健康でいるための努力はしておきましょう!
フリーランスや自営業の方だと自主的に行わないと機会がないので、今回の記事をきっかけに習慣にしてみてください😊
おわりに
いかがでしたでしょうか?
1年の初めから知っておかないとレシート捨ててしまうよね!
と思い記事にさせていただきました^ ^
お金も身体も健康でいられるように使えるものは使える知識を身につけていきましょう!
このブログについて
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